クチコミで山口県から来られたOさん(49)はピアニスト。

ある日、右手の親指が痛くなり、だんだん動かしにくくなり、ついにはピアノを弾くのも困難に。

母指を使わず独自の弾き方で対応し、同時に数々の病院で検査、治療を受けるも全く変化がみられませんでした。

来院された時にまず「私、あきらめてるんですけど、紹介者の顔を立てようと思って来てみました」と言っておられたのが印象的でした。

他の病院では手首と親指を中心に治療していたみたいですが、ちょっと診てみたところ、これは頚から来てるな…と思い、

背部から肩、頚の骨のラインを矯正し頚の負担を減らした上で牽引を加えました。

これで様子をみてみましょう!と伝え、山口に帰っていただき、その日の夜に電話が鳴り、

「先生!ピアノが弾けます!8年ぶりに!」との事。

「それは良かったですね~!」と当然の様に喜んだ振りをしていた私ですが、内心ではバンザイして友達に自慢の電話をしまくっていましたとさ(笑)